【アメリカ、ニューヨーク】ワクチン接種は個人データーを集める最適な機会、犯罪者も、違法移民も、皆んな出ておいで!
世界は日本人がどうなろうと気にしません。ファイザーも、モデルナも、まず自国民、アメリカ国民を一番に考えます。日本は中国に協力を求めるという選択肢もありますが、中国はそれと引き換えに日本国本土の中国自治体強化を進めるでしょう。後、期待できるのは日本国産ワクチン開発でしょうか。研究開発にそそぐ充分な財源があれば可能でしょう。
先週木曜日、遂に私もコロナワクチン接種を済ませてきました。モデルナということで第1回目が終了して、4週間後に第2回目を打ちに行きます。よく注射を打った時に聞かれる”アレ”の答えを言っておくと、全く痛くなかったです。副作用もなく、違和感があったのは注射を打ったところが1日だけ筋肉痛だったこと。でも2日目には消えていました。
これで一安心かというとそんなことはなく、mRNAという人類史上まだデーターが揃っていないものを自分の体に注入してきたわけですから、もう科学を信じるしかありません。世界中で猛威をふるっている変異株に対しても、どれぐらい効用があるのか未知数ですし、毎年コロナワクチンを接種する必要性も存在しています。
そうなってくると、アメリカに今現在住んでいるアドバンテージは大きいなぁと感じるわけでして、既にアメリカ全体で接種できる分は充分確保できているようで、実際には余っている状況というのが発生しています。毎年接種するとなったら、ワクチン供給で心配がいらないというのはありがたい限り、こういうところがアメリカの強いところでしょうか。
更に状況が悪くなる日本社会
日本社会は混乱に陥っている、というのが外からみた現在の感想です。オリンピック開催はなんとか実現したい、でもコロナ禍を完全にコントロールできていない。日本人死者数が他国と比べて低かったことが、日本人の気を緩めているのかもしれません。去年今頃のニューヨークは恐怖でしかなかったですから。街に人が一切居ない状況、想像できますか?
大都会ニューヨークから人が消えてしまった、この状況を日本でも作ることができるでしょうか?それにはコロナウィルス感染が恐怖であるという体験を大多数の日本人が経験するしかないと思います。経済を回さないと、というのもわかりますが、どこかで一回完全に社会が停止しないと、変異株拡大は抑え込めないと思います。
今懸念されているのが、カリフォルニア型変異株が日本人の特異性であった血液優位性が効かない恐れが出てきたことです。とりあえず、大丈夫だろう、他の皆んなもなんだかんだで外出ているし、生活していかないと、コロナにかかる以前にやられてしまうかもしれないし。アメリカ社会と違って充分な補償がないので、ここでも中途半端です。
ワクチン確保できた的な希望的観測のテレビ報道も当てにしない方がいいです。実際各自治体ではどのように一般市民に対してワクチン接種を進めていくのか、準備できているのでしょうか。アメリカ社会は完全にデジタル対応です。デジタル社会への移行を進めてこなかった日本社会のツケがここへきて大きな痛手となって露呈しています。
今懸念されているのが、カリフォルニア型変異株が日本人の特異性であった血液優位性が効かない恐れが出てきたことです。とりあえず、大丈夫だろう、他の皆んなもなんだかんだで外出ているし、生活していかないと、コロナにかかる以前にやられてしまうかもしれないし。アメリカ社会と違って充分な補償がないので、ここでも中途半端です。
シー・オブ・ラブ
アル・パチーノ主演映画の一つに「シー・オブ・ラブ」の最初あたりのシーン。とある場面での様子、犯罪者にヤンキース(だったと思う)のチケットが無料で当選したからある場所(学校だったかな?)まで取りに来いとのこと。勿論、捕まっていない犯罪者は喜んで、ラッキーとばかりにチケットを取りに続々と集まってきます、罠とは知らずに。
ほぼ全員が集まった時点で、良いニュースと悪いニュース、どちらを先に聞きたい、との問いかけに悪いニュースを最初に知らされ、それが実は逮捕に繋がる騙しで、チケット当選は自分たちをお引き寄せる餌だったことを知らされます。じゃ、良いニュースは何だい?と聞いたところ、今お前たちが持っているコップにウォッカをそそいで回るから、というオチ。
ワクチン接種にあたり、今アメリカ社会全体でこれをやっているんじゃないかと感じました。ワクチン接種に向けての予約をウェブサイトで行います。とても簡単、自分の簡単な情報を打ち込むだけで終了、テキストメッセージ、Eメールでも予約完了など、事前には確認メッセージが届くようになります。便利なんですけど、これは個人情報収集に役立ちます。
犯罪履歴のある人も、不法滞在の人も、どの人種がどこら辺に住んでいるのかも、全て把握できてしまいます。命に関わることですから、嘘の情報を記載するとは思いませんし、アレルギーがあるとか、保険を持っているだとか、ソウシャルセキュリティー番号があるだとか、わかってしまうわけです。これって絶好のチャンス?それらの情報を得たい側は。
勿論、保険がない人でも、ソウシャルセキュリティー番号がない人でもコロナワクチン接種できます。持参するのは自分の顔写真が写っているIDだけ、これでデーターは揃いました。後はこれらの情報をどのように使うのか?銀行口座と照合したり、医療保険情報と照らし合わせたり、と使い道は様々。悪用厳禁ですけど、でも犯罪履歴のある人物だったら。
本人から嘘偽りない情報が顔写真と共に提供される、警察にとってはマークしやすいです。不法滞在者はどうでしょう。今どれぐらいの不法滞在者がアメリカ社会に存在しているのか正確な情報が掴めます。これがどう活用されるのか?バイデン政権が今次々と新しい法案、政策を発表していますが、移民問題も解決しようとしています。
勿論、保険がない人でも、ソウシャルセキュリティー番号がない人でもコロナワクチン接種できます。持参するのは自分の顔写真が写っているIDだけ、これでデーターは揃いました。後はこれらの情報をどのように使うのか?銀行口座と照らし合わせたり、医療保険情報と照らし合わせたり、と使い道は様々。悪用厳禁ですけど、でも犯罪履歴のある人物だったら・・・
民主党有利な議会情勢
上院と下院のバランスが僅差で民主党有利の状態の時に、これらの法案を可決したいと思っているはずです。アメリカ社会は物凄いスピードで今変化していますから。 不法滞在者(過去5年以内、犯罪履歴がなくて、税金を毎年収めているなど)に対して、グリーンカード取得への政策が発表されて、アメリカ社会全体に適応されるだろうとの予測。
先月、達成した1兆9000億ドルものコロナ対策、経済支援法案。今月に入り、環境対策への取り組み、雇用計画(インフラへの投資)などの政策発表。今週水曜日28日に発表される富裕層への増税法案。次に発表されるのはなんでしょう?移民法?バイデン政権としては2年後の中間選挙までにある程度、社会の流れを創造したいと考えているようです。
進化するアメリカ社会、退化する日本社会
こういう時のアメリカ社会はほんとダイナミックに動き出します。コロナウィルスへの対応も、トランプ元大統領下では失敗しましたが、バイデン政権の今、益々加速していくはずです。経済回復も早そうですし、雇用も増え、社会が再び動き出します。コロナはもううんざり、ということで次のパンデミックへの準備も、対策も適応されるでしょう。
環境も、インフラも、どんどん進化し、新しいものが取り入れられ、新しい社会の仕組みが提示されるのではないでしょうか。EV(電気自動車)の社会浸透だったり、AI(人工知能)の社会活用場面増加だったり。資源確保、人材確保、アメリカは中国をライバル視していますから、コロナが収束した後も、一気に社会が加速するはずです。
日本は?残念ですが現状維持を期待する人、好む人が大半のような気がします。デジタル対応社会もそれを嫌がる層が多数存在しているので、コロナが収まった後でも再び、コロナ前の状況が再現される可能性があります。大多数の日本に住んでいる日本人は、これを選ぶと思います。選択肢がある富裕層、情報強者は海外を目指すのではないでしょうか。
2020年、全人類は予測が当たったと確認しました。そしてゲイツ氏は更に甚大な被害を及ぼすパンデミック(コロナ禍の数倍というもの)が起こる可能性があると警笛を鳴らしています。 2015年、これから近い将来、人類はパンデミックを経験するであろう、とマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏はTED講演で語っていました。
日本はどうでしょうか?残念ですが現状維持を期待する人、好む人が大半のような気がします。デジタル対応社会もそれを嫌がる層が多数存在しているので、コロナが収まった後でも再び、コロナ前の状況が再現される可能性があります。大多数の日本に住んでいる日本人は、これを選ぶと思います。選択肢がある富裕層、情報強者は海外を目指すのではないでしょうか。
日本なんてどうでもいい?
少子高齢化社会の加速が益々身近に感じられるようになる日本社会。行政のサービスも地方で財源のないところはどんどん消滅していきます。そうなるとどうなるのか?私は多くの日本人が戦うことを諦めてしまうのではないかと危惧しています。仕方がない、しょうがない、といって現実を受け入れることを拒否することなく、受け入れて、沈んでいく。
政治家に期待する、まず無理でしょうし、企業が社会活動に貢献して、日本社会を再び裕福にしてくれる、優秀な日本企業はどんどん外国資本に買収されると思います。今回のワクチン確保状況を観察して、気付きませんか? 活路を見出すには日本社会の外と繋がるしかないのですが、多くの人にとっては苦痛以外の何者でもないでしょう。
世界は日本人がどうなろうと気にしません。ファイザーも、モデルナも、まず自国民、アメリカ国民を一番に考えます。日本は中国に協力を求めるという選択肢もありますが、中国はそれと引き換えに日本国本土の中国自治体強化を進めるでしょう。後、期待できるのは日本国産ワクチン開発でしょうか。研究開発にそそぐ充分な財源があれば可能でしょう。
人生の選択肢、現状維持は退化です。「チーズはどこへ消えた」はお勧めの書籍、あなたはどのタイプのネズミでしょうか?変化は起きる、変化を予期せよ、変化を探知せよ、変化に素早く適応せよ、変わろう、変化を楽しもう、進んで素早く変わり再びそれを楽しもう。ニューヨークでは予約なしでコロナワクチン接種できる体制が整いつつあります。
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そうなってくると、アメリカに今現在住んでいるアドバンテージは大きいなぁと感じるわけでして、既にアメリカ全体で接種できる分は充分確保できているようで、実際には余っている状況というのが発生しています。毎年接種するとなったら、ワクチン供給で心配がいらないというのはありがたい限り、こういうところがアメリカの強いところでしょうか。
英語プラス@の時代。インテリジェンスな情報を英語でキャッチ。日本語に翻訳されるまで待つのはやめましょう。できるあなたへ、 Knowledge is Power. このパワーの意味するところは何であろうか? それは思うに『異なる環境へ適用する能力』だと思います。
例を挙げるなら、簡単な海外への小旅行から不確定未来のさまざまな社会への対応能力など、それ相応の知識を持っているのといないのとでは、その人の人生の過程において得るであろう結果は、まったく違ったものになります。
当たり前のことですが成人してからの個人はすべて自己責任です。育ってきた環境への不満は、成人してからの人生ではすべて自分次第でどうにでもなります。今の自分の生活環境を嘆く前に自分は努力してきただろうか、問いただしてみるといい!
小旅行の場合。英語で言う Please, Execuse Me, Thank You はなるべくその行く国々の言葉で話したほうが無難である、と言われます。その他に簡単な挨拶から10ぐらいまでの数字の言い方。その国のお金の単位や、その渡航時期の気候など、常識と思われるある程度の情報はその旅行自体を楽しんだり、その個人を守る上で必須。
新しく違う環境での生活を始めるとなった場合はどうでしょう?例えば住み慣れた日本の環境から、経験のない海外での生活となると、情報収集の意味がその行く国々についての知識の習得と言うニュアンスに変わってきます。その国の言葉から文化や生活スタイルに至るまで、勉強するべき範囲は広がるのです。
そして最後にこれから益々社会の変化のスピードが早まる中、どのような社会になっても自分を有利に導くことができるかどうかは、その人の知性に関わってきます。基礎となる知識がなくては、知性というもう一つの意味に近づくことができません。
まず何かを知ることからはじめたらどうでしょうか?無知は無恥につながるが何も知らない自分を知ることのほうが、何かを学ぼうとするためのきっかけになると思います。そのほうが知らないでずっと行ってしまうよりはまし。
自分に何が必要かを知った個人にとって、勉強という言葉は無意味に。サバイバル、といったニュアンスのほうが近いのでしょうか。自分の未来を信じることができるのならば、明日への新しい自分に出会うために今日、努力すべき。やるべきことはたくさんあります!!大前研一氏も言っています、
「自分に投資する!!自分に投資して付加価値を高め、どんな状況になっても生きていけるだけのスキルを身につける。その時の必要条件は知的に怠惰でないということ。知りたいと思ったことは調べ、経験したいと思ったことは経験し、行ってみたいと思った所には行かなければならない。」、と。