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【遂に】マイケル・ブルンバーグ氏アメリカ大統領選挙出馬表明 → ドナルド・トランプ大統領を倒す最有力候補に!【アメリカ人の気持ちを読み解く】

【遂に】マイケル・ブルンバーグ氏アメリカ大統領選挙出馬表明 → ドナルド・トランプ大統領を倒す最有力候補に!【アメリカ人の気持ちを読み解く】

労働市場を活性化させる、健康保険を全ての国民に、銃バイオレンスを止める、環境問題に立ち向かう、移民システム改革、税金改革(金持ちから徴収)、LGBTQサポート。ブルンバーグ氏、キャンパーん中、全ての選挙費用を自分で賄うと公言。それだけの大金持ち、で理想家、で現実主義者。

来年2020年に控えたアメリカ大統領選挙、今アメリカ人はどのような心境状態なのでしょう?分断されたアメリカでは共和党寄りと民主党寄りでは立ち位置が違うと思うので、両方の立場から推測してみましょう。というもの、遂にあの人、マイケル・ブルンバーグ氏がアメリカ大統領選挙への出馬を正式に表明したからです。

このマイケル・ブルンバーグ氏とは誰ぞや?と思う方は多いと思います。でもニューヨークでは有名な人でして、トランプ氏と同じぐらいに有名と言っても大袈裟ではないぐらい。トランプ氏が不動産ビジネスで財をなした人物だとしたら、ブルンバーグ氏は金融ビジネスで財をなした人物。金融関係の人なら馴染みがあると思いますが、そうです、金融ビジネス専門チャンネル、ブルンバーグを立ち上げた張本人がマイケル・ブルンバーグ氏です。

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Bloomberg: Business News

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元ニューヨーク市長、マイケル・ブルンバーグ

ビジネスマンで一国を築いた人物、というぐらいならニューヨークには大から小までたくさん存在しています。ブルンバーグ氏が他と違うのはニューヨーク市長を三期勤めた人物だということ。あの元検事、ジュリアーニ(共和党)市長のときにアメリカ同時多発テロが起こり、その後釜、ニューヨークを再び立て直した人物として、ブルンバーグ氏は高く評価されています。

ブルンバーグ氏が他と違うのはニューヨーク市長を三期勤めた人物だということ。あの元検事、ジュリアーニ(共和党)市長のときにアメリカ同時多発テロが起こり、その後釜、ニューヨークを再び立て直した人物として、ブルンバーグ氏は高く評価されています。

私個人の印象としてはニューヨークをクリーン(清潔)にした、というイメージ。自動車レーンを潰して自転車専用、歩行者専用レーンを増やしたり、公共の場での喫煙条例を遂行した人物、という感じです。なぜそのようなクリーンなニューヨークを立ち上げようとしたのか?私が思うに全世界に復活をアピールしようとしたのではないかと。

2012年のサマーオリンピックはロンドン開催でしたが、あの時、最後まで候補地として争っていたのがニューヨークでした。選手村の確保はクイーンズのロングアイランドシティー、オリンピックスタジアムはハイライン公園近くで建設予定。もしかしたら、2001年に起こったアメリカ同時多発テロからここまでニューヨークは復興、再建しましたとアピールしたい?

だからそれまでニューヨークでは二期までだった市長の期間を、自分のとき、三期までできるように改変。もし2012年のサマーオリンピックがニューヨークで開催されていたのならば、その成功アピールを持って2016年のアメリカ大統領選挙へ出馬、大統領の席を取りに行っていたかもしれません。そのような思惑がブルンバーグ氏にあったのではないかと。

シュークリーム
シュークリーム
オリンピックはホント残念でした。ニューヨークで開催されるオリンピック、是非一度観てみたいです。

しかし、オリンピックの開催はロンドンに持っていかれ、自身もニューヨーク市長の座から退き、世間の行くへ、アメリカ社会がどこへ向かおうとしているのか、見極めようと第一線から少し距離を置いて眺めていたのだと思います。というのも2016年の大統領選挙は二期続いたオバマ大統領の後を誰が引き継ぐのか、ということで注目されていたからです。

民主党候補からはヒラリー・クリントン氏が、共和党からはダークホースだったドナルド・トランプ氏が。そしてまさかという結果、共和党候補、トランプ氏が大統領の座を獲得したのです。中流層から脱落した人々はトランプ氏に傷つけられた自身のプライドを復活させてくれるのではないかと期待します。

女性初のアメリカ大統領誕生ということを期待していた知識層からは大きな落胆、女性に上から目線でアメリカ社会の指揮を任せるのを嫌っていた保守系の層からはヤッタァー、という安心感。大人しかったオバマ大統領より、ズケズケと物言う人物としての印象、トランプ氏が再び強いアメリカを世界にアピールするのではないかと、多く中産階級層、テレビ番組「アプレンティス」視聴者は期待したのです。

どら焼き
どら焼き
まさかトランプ氏が勝つとは思ってもいませんでした。初女性大統領誕生という想定で私は選挙を見ていましたから・・・

期待外れだったトランプ大統領

イヤー、見事に期待外れでした。ここまでアメリカ社会を混乱、いや世界秩序を混乱に陥れてまだ、懲りないというか、やりたい放題です。アメリカ大統領を指揮する器ではなかったんです、そこを多くのアメリカ人は勘違いしました。テレビ番組「アプレンティス」の頃のトランプ氏はできるビジネスマン的印象を醸し出していましたが、「お前はクビだ」は民間レベル、自分のビジネス帝国内までだったら良かったのでしょう。

それを世界のアメリカを指揮する器でやってしまったら分別のない人物、思慮滅裂、無責任で幼稚な言動、と批判されてしまうのです。多くのアメリカ人がまた二期目もトランプ氏が大統領になったら大変なことになると悲観しているはず。しかし、対抗できる人物はどこにも見当たらない。この諦め感漂うアメリカ社会に登場してきたのがブルンバーグ氏なのです。

もしかしたら、こいつに期待してもいいかもしれない、と。現実感を持ち合わせ、ビジネスマンとしても優秀どころか、凄い存在。政治家としても実績がある。トランプ氏がニューヨークで不動産王として共和党から立候補、大統領になったのならば、今度はブルンバーグ氏が同じニューヨークから金融王として対抗馬、民主党から立候補、大統領になってもらおう、と期待するアメリカ人は多いはず。私も期待しています。

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ロールケーキ
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まともな政治家が出てきて欲しいです。トランプ氏は政治家ではなく、ビジネスマンですから・・・

大統領再選を取りやめるトランプ氏?

来年、2020年、各州から予備選挙が始まり、いよいよ盛り上がってきた、というところで同時に進みそうなのが、トランプ大統領に対しての弾劾です。そんなもん、俺は怖くねぇよ、という感じの振る舞いを見せているトランプ大統領ですけど、来年、アメリカ経済が世界的不況に巻き込まれてダウ指標が落ち込むようなことがあると、一気に逃げの体勢に入る可能性があります。どういうことか?

二期目の再選をしない、ということを自ら発表してしまうのです。これで弾劾も逃れられ、自分が再選を目指さないということで株価の落ち込みも止められる。いろいろ中途半端にかき回してしまったツケは次期大統領へ置き土産ということで自分には何の責任も無し、知らないという感じで自分が退いた後の展開への準備を始めるのではないでしょうか。

本を執筆するという話もくるでしょうし、講演会でも引っ張りだこ状態が続くのではないでしょうか。で、自分の正当性をアピールしていく、クビにした数々の官僚に対して自分の判断は正しかったと。弾劾をしようとした人物、自分を批判した人物、メディアを利用して復讐開始・・・なんかそのな感じの絵が想像できます。

本物のリーダーが出てくるまで

もし仮にブルンバーグ氏がトランプ大統領を破って当選しても最初の四年間だけアメリカ合衆国の指揮にあたるのではないでしょうか?というのもブルンバーグ氏もかなり高齢、体力の限界があるし、次期アメリカのリーダーが若い世代から育ってくるのに、四年間ぐらい時間を稼げれば、と。改革への種まきは自分が行い、後は次期リーダーがそれらを育んでいってほしい期待感。

労働市場を活性化させる、健康保険を全ての国民に、銃バイオレンスを止める、環境問題に立ち向かう、移民システム改革、税金改革(金持ちから徴収)、LGBTQサポート。ブルンバーグ氏、キャンパーん中、全ての選挙費用を自分で賄うと公言。それだけの大金持ち、で理想家、で現実主義者。

これらの改革を進めていけば、アメリカ社会を維持できる、これからの社会、中国が勢力を伸ばしてきてもアメリカは対抗できうる力をひめる、と。このあたりまでブルンバーグ氏は計算しているのではないかと、今回の大統領出馬表明ニュースを見た上での私の感想でした。これで民主党候補討論会も共和党候補討論会も面白くなりそうです。

マイケル・ブルンバーグ。ビジネスマンとしてキャリアを築き、ニューヨーク市長を三期勤め、今現在分裂状態のアメリカ社会を立て直そう、トランプ大統領を負かすのは自分しかいないと公言、大統領選挙へ立候補しました。民主党基盤の地域では人気が出るでしょう。問題は共和党基盤の保守系地域でひっくり返せるかどうか。アメリカは広いですから。

このマイケル・ブルンバーグ氏とは誰ぞや?と思う方は多いと思います。でもニューヨークでは有名な人でして、トランプ氏と同じぐらいに有名と言っても大袈裟ではないぐらい。トランプ氏が不動産ビジネスで財をなした人物だとしたら、ブルンバーグ氏は金融ビジネスで財をなした人物。金融関係の人なら馴染みがあると思いますが、そうです、金融ビジネス専門チャンネル、ブルンバーグを立ち上げた張本人がマイケル・ブルンバーグ氏です。

ABOUT ME
Kz
19歳で渡米、ノースカロライナ州シャーロット、カリフォルニア州ロサンジェルスを経て現在ニューヨーク在住!!ウェブライター、エッセイスト、スポーツジャーナリスト、写真家、動画編集・制作者として活動する50代オヤジ。プログラミング、動画制作、ゴルフにどハマりしてます(笑)ユーチューブ、はじめました!
Knowledge Is Power.

英語プラス@の時代。インテリジェンスな情報を英語でキャッチ。日本語に翻訳されるまで待つのはやめましょう。できるあなたへ、 Knowledge is Power. このパワーの意味するところは何であろうか? それは思うに『異なる環境へ適用する能力』だと思います。

例を挙げるなら、簡単な海外への小旅行から不確定未来のさまざまな社会への対応能力など、それ相応の知識を持っているのといないのとでは、その人の人生の過程において得るであろう結果は、まったく違ったものになります。

当たり前のことですが成人してからの個人はすべて自己責任です。育ってきた環境への不満は、成人してからの人生ではすべて自分次第でどうにでもなります。今の自分の生活環境を嘆く前に自分は努力してきただろうか、問いただしてみるといい!

小旅行の場合。英語で言う Please, Execuse Me, Thank You はなるべくその行く国々の言葉で話したほうが無難である、と言われます。その他に簡単な挨拶から10ぐらいまでの数字の言い方。その国のお金の単位や、その渡航時期の気候など、常識と思われるある程度の情報はその旅行自体を楽しんだり、その個人を守る上で必須。

新しく違う環境での生活を始めるとなった場合はどうでしょう?例えば住み慣れた日本の環境から、経験のない海外での生活となると、情報収集の意味がその行く国々についての知識の習得と言うニュアンスに変わってきます。その国の言葉から文化や生活スタイルに至るまで、勉強するべき範囲は広がるのです。

そして最後にこれから益々社会の変化のスピードが早まる中、どのような社会になっても自分を有利に導くことができるかどうかは、その人の知性に関わってきます。基礎となる知識がなくては、知性というもう一つの意味に近づくことができません。

まず何かを知ることからはじめたらどうでしょうか?無知は無恥につながるが何も知らない自分を知ることのほうが、何かを学ぼうとするためのきっかけになると思います。そのほうが知らないでずっと行ってしまうよりはまし。

自分に何が必要かを知った個人にとって、勉強という言葉は無意味に。サバイバル、といったニュアンスのほうが近いのでしょうか。自分の未来を信じることができるのならば、明日への新しい自分に出会うために今日、努力すべき。やるべきことはたくさんあります!!大前研一氏も言っています、

自分に投資する!!自分に投資して付加価値を高め、どんな状況になっても生きていけるだけのスキルを身につける。その時の必要条件は知的に怠惰でないということ。知りたいと思ったことは調べ、経験したいと思ったことは経験し、行ってみたいと思った所には行かなければならない。」、と。

想像して創造すれば君は何処へでも行ける!

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