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【裸の王様】トランプ政権とはなんだったのか?ポピュリストが独裁者になるときを見た気がした

【裸の王様】トランプ政権とはなんだったのか?ポピュリストが独裁者になるときを見た気がした

トランプ大統領はテレビでその様子を見ていて、なんで自分以外の人皆んなはこの状況に興奮しないのだろうか、と不思議に思っていたそうです。つまりトランプ大統領はあの襲撃状況を楽しんでいたのです。自分が演説で煽った支持者の行動に満足していたのです。これが最大の過ちでしょう、トランプ大統領は急速に孤立化し始めます。

昨晩のCNNは異常でした、トランプ政権が終わろうとしているのを司会者はじめ、ゲストコメンテーターなど、トランプ氏が生み出した悪夢が終わることを喜んでいます。ここまであからさまに現職大統領をNo Respectな態度で批判してもいいのであろうか、嫌、ここまでの混乱を生み出してしまったトランプ大統領のせいであろうか?

覚えているでしょうか?2016年アメリカ大統領選挙では民主党代表ヒラリー女史が有利と見られていた選挙戦を政治経験のない、ビジネスマン(不動産王)である共和党候補トランプ氏が勝利し多くのアメリカ人が実はトランプに投票したよ、と半ば喜んでいたことを。あれから4年、自分が投票した大統領が本質を表し始め、落胆した人は多かったのでは。

なんでトランプに投票してしまったのか、2016年時点ではヒラリー女史よりもトランプ氏の方がマシだと多くのアメリカ人は感じていたでしょう。彼はビジネスマンだ、エンターテイナーだ、諸外国とのデールにはアメリカ有利の好条件を引き出してくるに違いないと。「アプレンティス」視聴者ならばトランプ氏が何をするのか楽しみにしていた人も。

【教えて】なぜドナルド・トランプ氏は大統領選挙で勝利したのでしょうか? → テレビ番組「アプレンティス」の影響かも?【お前はクビだ】♀ 私は現在28歳、二人の子供を持つ母親だ。勿論、今流行のシングルマザー、別に好きでなったわけではない、気がついたら子供二人を連れて家を出ていたのだ。当てがあったわけではないが、アル中でDVを繰り返すあの男から逃げ出すためには仕方のない選択だったが、今は後悔していない。新しい生活に適応するというようり、サバイバルな毎日を送っている。...

ラストベルトの傷ついた自尊心を癒してくれる

トランプ大統領は常にAmerica First、Make America Great Againと言ってました。これに歓喜したのはグローバル化によって多くの製造業などが海外へと拠点を移し、職を失われたラストベルト地域の人々であったでしょう。製造業をアメリカに戻す、雇用を創出すると希望に満ちた言葉を繰り返し、いつしか時の人になってしまったトランプ大統領。

この4年間はとても有意義なものだったに違いないのでは?願わくはトランプ氏も大統領選挙立候補前は本気でアメリカを立て直す、と目論んでいたと思います。しかしいざ自分が権力の一番上に君臨してみると、その居心地の良さに少しずつ、彼の本性が現れることに。自分の支持者は明らかに時代に取り残されたアメリカ人。

これらの人々を自分の味方側に置いておけば、俺は当分安泰だな、2020年アメリカ大統領選挙でも民主党候補を打ち負かしてやる、俺にはSNSという便利でパワフルなツールも揃っている。このような考えをトランプ氏が持っていたとは思いませんが、アメリカ合衆国トップの権力を手にして自覚し始めたあたりからエゴが強くなったように感じました。

コロナ禍がなければ・・・

実際、2020年が始まる前にはトランプ大統領、2期目も確実だろうなぁという見方が多かったんです。しかし思ってもいなかった危機が訪れます。コロナウィルス、これによってトランプ大統領は少しずつ、支持者を失っていきます。コロナを単なる風邪だと訴え、チャイナウィルスであると他国を避難し、国内での感染防止に消極的でした。

2020年、秋になっても感染者数は収まる気配を見せず、そこで民主党候補バイデン氏との討論会で悪態をアメリカ全国民に見せつけ、トランプ支持者にコロナ禍が収まりそうにない次の4年間を再び大統領として執務を実行してもらっても大丈夫だろうか、という懸念を起こさせてしまいました。ここで勝負あったという感じでした、CNNを見ている限りでは。

しかし、いざ投票日が近づくとやっぱりトランプ大統領を諦めきれない支持者が多数存在していることに民主党支持基盤は落ち着きを失います。もしかしたらトランプ氏が再選してしまうかもしれない、これだけは絶対に防がなくてはいけないという危機感をニューヨークでは感じました。これも地域によっては違ったのでしょう、しかし・・・

選挙結果は民主党候補であったバイデン氏が勝利、これで次の4年間、少しはましなアメリカ政治を取り戻すことができると安堵した人は多かったでしょう。でもトランプ喜劇はそう簡単には終わりません。選挙に不正があったとして中々バイデン氏の勝利を認めず、その間にアメリカではコロナ感染者激増、真実を見つめることなく、ゴルフに耽ります。

イジケトランプ大統領は自分に投票しなかったアメリカ人を救おうとせず、子供のように駄々をこねます。みっともない、多くのアメリカ人が怒りを覚え始めます、いい加減にしろ、と。そして起こってしまった国会議事堂襲撃事件。トランプ大統領が支持者を煽り、デモを遂行している支持者たちが襲撃し始めても止めようとはしませんでした。

トランプ大統領はテレビでその様子を見ていて、なんで自分以外の人皆んなはこの状況に興奮しないのだろうか、と不思議に思っていたそうです。つまりトランプ大統領はあの襲撃状況を楽しんでいたのです。自分が演説で煽った支持者の行動に満足していたのです。これが最大の過ちでしょう、トランプ大統領は急速に孤立化し始めます。

【アメリカの行くへ】トランプ政権の終わりの始まり、全ては新型コロナウィルスワクチン次第というギャンブル【希望・切望・絶望】9月始めのレイバーディーが終わるとオフィシャルな夏が終わるアメリカ社会。新学期が始まるなど普通でしたらまた社会が動き始めるんですけど、今年はコロナ禍に翻弄された中途半端な夏を過ごし、学校再開できない、仕事再開できない、でも経済も回さないと生活できいないなど、人々の意識は完全にそこへ行っています。要はこれからどうするんだと。...
【アホか】大統領選敗北を認めないトランプ大統領、茶番劇はいつまで続くのかヨーロッパでコロナ第二波が広まり、各国でロックダウン再びというニュースが今月初め頃から流れてきていました。あぁニューヨークも時間の問題だろうなぁということで様子をみていたところ、先週、ジム、バー、レストランが夜10時以降営業禁止というニュースが流れ、そして今日18日のニュース、ニューヨークは明日からパブリックスクールが閉鎖されます。...

ポピュリストの正体

私はCNNであの状況を見ていましたが、ここまでアメリカは落ちぶれてしまったか、という気持ちと、このままアメリカ社会の分断が続くようならちょっと危険だな、アメリカを出ようと渡米以来初めて思いました。ポピュリストが独裁者になっていく様子はきっとこのような感じなんだろうな、恐怖も感じました

自分の権力を維持したい、これに利用された愚かな人たち。もしトランプ氏が支持者を煽って国会議事堂襲撃にまで持っていかなかったとしたら、アメリカ社会の今後も続くであろう分断をかなり危惧したと思います。しかし、あの事件以来、完全に孤立化し、共和党内部、トランプ大統領を支えていた側近なども距離を置き始めました。

トランプ氏の政治生命が完璧に終わった瞬間です。恐らく今後、2度とトランプ氏の息がかかった政治家はアメリカでは大きな成果を上げることができないと思います。もう2度と独裁者にアメリカ合衆国の権力を渡しては危険だと多くのアメリカ人が感じたことでしょう。分断はまだまだ続くでしょうが、両方とも同じ方向を向いているように感じます。

コロナウィルス収束を目指し、堅調だったアメリカ経済を立て直し、アメリカの未来を築いていこうとしているようにも感じます。トランプ支持者は存在し続けるでしょうが、勢いは削がれてしまうでしょう。ラストベルト地帯に再び製造業を呼び起こしても、雇用はロボット、AIが担う未来が待っているからです。

思想的に煽ることはできますが、今後急速に進んでいく社会のIT化、AI化によってそれどころじゃない、新しい社会のあり方に適応していかないと、もう生存することができなくなると、危機感を覚えるはずです。その上での政策上の違いはあるでしょうが、アメリカ社会の方向性はまとまると思います。SDGsも市民権を得ていくでしょう。

2021年1月20日、バイデン政権がスタートします。最初の日にいきなり大統領令を発して、コロナ対策支援政策を実行する予定。今後どのようにアメリカ社会は変化していくのか?少なくとも前に進もうとしているアメリカ社会はこうしてみると、まだまだ魅力的かもしれませんが、私は将来的にはアメリカを出ようと思いました。

覚えているでしょうか?2016年アメリカ大統領選挙では民主党代表ヒラリー女史が有利と見られていた選挙戦を政治経験のない、ビジネスマン(不動産王)である共和党候補トランプ氏が勝利し多くのアメリカ人が実はトランプに投票したよ、と半ば喜んでいたことを。あれから4年、自分が投票した大統領が本質を表し始め、落胆した人は多かったのでは。

ABOUT ME
Kz
19歳で渡米、ノースカロライナ州シャーロット、カリフォルニア州ロサンジェルスを経て現在ニューヨーク在住!!ウェブライター、エッセイスト、スポーツジャーナリスト、写真家、動画編集・制作者として活動する50代オヤジ。プログラミング、動画制作、ゴルフにどハマりしてます(笑)ユーチューブ、はじめました!
Knowledge Is Power.

英語プラス@の時代。インテリジェンスな情報を英語でキャッチ。日本語に翻訳されるまで待つのはやめましょう。できるあなたへ、 Knowledge is Power. このパワーの意味するところは何であろうか? それは思うに『異なる環境へ適用する能力』だと思います。

例を挙げるなら、簡単な海外への小旅行から不確定未来のさまざまな社会への対応能力など、それ相応の知識を持っているのといないのとでは、その人の人生の過程において得るであろう結果は、まったく違ったものになります。

当たり前のことですが成人してからの個人はすべて自己責任です。育ってきた環境への不満は、成人してからの人生ではすべて自分次第でどうにでもなります。今の自分の生活環境を嘆く前に自分は努力してきただろうか、問いただしてみるといい!

小旅行の場合。英語で言う Please, Execuse Me, Thank You はなるべくその行く国々の言葉で話したほうが無難である、と言われます。その他に簡単な挨拶から10ぐらいまでの数字の言い方。その国のお金の単位や、その渡航時期の気候など、常識と思われるある程度の情報はその旅行自体を楽しんだり、その個人を守る上で必須。

新しく違う環境での生活を始めるとなった場合はどうでしょう?例えば住み慣れた日本の環境から、経験のない海外での生活となると、情報収集の意味がその行く国々についての知識の習得と言うニュアンスに変わってきます。その国の言葉から文化や生活スタイルに至るまで、勉強するべき範囲は広がるのです。

そして最後にこれから益々社会の変化のスピードが早まる中、どのような社会になっても自分を有利に導くことができるかどうかは、その人の知性に関わってきます。基礎となる知識がなくては、知性というもう一つの意味に近づくことができません。

まず何かを知ることからはじめたらどうでしょうか?無知は無恥につながるが何も知らない自分を知ることのほうが、何かを学ぼうとするためのきっかけになると思います。そのほうが知らないでずっと行ってしまうよりはまし。

自分に何が必要かを知った個人にとって、勉強という言葉は無意味に。サバイバル、といったニュアンスのほうが近いのでしょうか。自分の未来を信じることができるのならば、明日への新しい自分に出会うために今日、努力すべき。やるべきことはたくさんあります!!大前研一氏も言っています、

自分に投資する!!自分に投資して付加価値を高め、どんな状況になっても生きていけるだけのスキルを身につける。その時の必要条件は知的に怠惰でないということ。知りたいと思ったことは調べ、経験したいと思ったことは経験し、行ってみたいと思った所には行かなければならない。」、と。

想像して創造すれば君は何処へでも行ける!