【生涯学習】リスキリングが流行っている理由、iPhoneがなぜ高額で魅力的な商品なのかを考える【大量の無能階級人材が誕生する社会に備えろ】
今AIが物凄い勢いで社会を変革しようとしてます。この存在に気づいているでしょうか?後2、3年もしたら全く今とは違う世の中へと変わっているはずです。この危機感を利用する。どいうことか?昔とは違い、新しいテクノロジーが登場して、社会に普及しても今回の新しい変化は大量の失業者を無能階級にとどめたままにしてしまう可能性があるからです。
2022年はどのような年でしたか?コロナ禍が明けて、世の中また自由が戻るかもと期待していた中、ウクライナで戦争が始まり、そして円安ドル高とまぁ、一難去ってまた一難が訪れてくる感じでしょうか?夏頃には「Midjourney」なるものが流行り、いよいよAIが普及する社会到来か、という感じで期待半分、不安半分という感じでしょうか?
なんとかしなくては、と思っている方も多いと思います。転職を考えたり、副業を始めたりと、人々は自分への付加価値提供力を高めるため、必死に努力することを始めたようです。これは日本人にとっては新しい動き。社会人になってからほとんど読書することも、ましてや勉強して自己研鑽する人なんてマイノリティーですから新しい変化到来です。
それだけ危機感を抱くようになってきた、というのは日本が今後益々厳しい社会へと突入していくことを敏感に感じ取っている人が増えてきた証でしょうか?「リスキリング」という言葉が流行っているように、自分への投資として自分をアップグレード、稼ぐ力を身につけようと動き始めたのは良いことだと思います。
ではどのようにして自分の付加価値提供力を高めていくのか?何が他人と差をつける要因になるのか?自分が際立つためにどのような思考、選択を見極めれば良いのか?10000人、10万人、100万人に一人の人材価値をつける秘訣とは何か?このあたりのことを今回は思考していこうと。参考にするものは皆さんの手元にあるので共感しやすいかもです。
iPhoneが提供しているもの
多くの人が所有しているスマホ、iPhoneを例にします。そのiPhoneは非常に高価で年々高くなっていくばかりです。どうして携帯電話如きに多くの人は大金を支払ってまで所有をしようとするのでしょうか?一言でいうとiPhoneはやっぱり便利で多くの付加価値を与えているからです。他にiPhoneと同じものを提供できるデバイスが存在していないことも。
例えば、電話、カメラ撮影、ビデオ撮影、音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、コンパス、お財布、翻訳機能、ニュース、Web閲覧、計算機、など様々なアプリで実装されていてちょー便利アイテム。昔だったらこれらのことを行うにはそれぞれ一つ一つが別々の存在でした。でも今ではこれら多くのことがデバイス一つ、iPhoneでできてしまう!
後2、3年後には一昔前のスーパーコンピューター「京」と同じぐらいの計算処理能力を持ち、私たちの日常生活を格段に便利で快適なものにしていきます。iWatchと連携し、数年後に登場するであろうiGlassとも連携するとなるともう手放せない。 色々なことができるので唯一無二の存在になれることこそが、高付加価値となって高額商品でも売れるのです。
魅力的で希少性の高い有能な人材になるためには
これを我々一人ひとりの人材的価値として翻訳してみましょう。ある一点だけちょー得意という人材がいます。英語ができる、プログラミングができる、マーケティングが得意、など一点突破でその分野で稼ぐのに必要な知識や経験、技術なども備えています。これだったら大体、分野にもよりますが、100人中一人の存在。まあまあです!
そして更にその人材がもう一つの分野での知識、技術などのスキルを習得したとしましょう。ファイナンスに詳しい、SNSが得意で多くのフォロアーを獲得している、動画編集ができるなど。すると先ほとの100人に一人の人材価値がもう一つ加わり、100 x 100で10000人に一人の人材になることができます。ここが他人と差をつけるポイント!
英語でコミュニケートできて、Webマーケティングもできます。プログラミングができて、ファイナンスにも強いです。ビジネスとして英語を活用できるし、動画編集もできます。提供できるものが増え、iPhoneのようにドンドン付加価値が付いていくと、10000人に一人の人材になれるのです。リスキリングを自分へ施して、提供価値を高めていく。
これだったらできそうじゃないですか?一つの分野に特化して2、3年頑張り、そして経験を積んでいく。そして5、6年後、もう一つ何か新しい分野に挑戦していく。人生100年時代、10年なんてあっという間です。何もしないで過ごしてしまった10年なんて勿体無い。その後に待ち受けている50年以上の人生を豊かにすることができるとしたらどうでしょう?
コンフォートゾーンを抜け出せるか?
でも新しいことを社会人になってから学ぶのって中々大変。時間的にも、金銭的にも、体力的にも上手く新しい環境へと自分を適応させないと。ここで苦しんでいる人も多いはず。毎日のコンフォートゾーンって快適ですから。そこを踏ん張ってそのコンフォートゾーンの周りに存在しているラーニングゾーンへと飛び出す。ここが出来るかどうか?
ユーチューブ観るの、楽しいです。ネットフリックス、楽しいです。あぁなんか面倒臭い、となっちゃいます。疲れているし、眠いし、どうしても人は楽な方へと流されてしまいますから。ラーニングゾーンへ毎日入る習慣をどうやって身につけます。一つには危機感をしっかり意識することが大事だと思ってます。
どうなるAIによって失業してしまう無能階級の人たち
今AIが物凄い勢いで社会を変革しようとしてます。この存在に気づいているでしょうか?後2、3年もしたら全く今とは違う世の中へと変わっているはずです。この危機感を利用する。どいうことか?昔とは違い、新しいテクノロジーが登場して、社会に普及しても今回の新しい変化は大量の失業者を無能階級にとどめたままにしてしまう可能性があるからです。
テキスト、動画、画像、プログラミング、スピーチ、音楽、などの分野でAIが最適化された解を提供し始めると、どうなるのか?もう創造力でしか人間は勝てません。ほとんどの人はこの無能階級層への社会的移動を余儀なくされるでしょう。どうしてメタバースが注目されているのかわかりますか?大量の失業者は何をして毎日を過ごせばいいのでしょう?
人は情報がないと暴力的になります。絶望している人が望むこと、今の現状を破壊する戦争です。このような社会不安が起きないためにも大量の失業者、大量の無能力階級の人はどこへいくべきか、またはどこへ閉じ込めておけば社会不安が起きなくて済むのか?メタバースという空想世界に没頭してもらえば良いのです。
大麻が解禁になっている理由も明らかです。失業して不安になり、鬱を発生させる人が続出します。だから大麻を解禁状態に今からしておいて、訪れるAIによる大失業社会、家畜化される失業者たちを精神的不安感から絶望してしまわないように準備しておく。メタバースも大麻解禁も大衆を暴徒化させないためのインフラなんだと思います。
真の情報格差とは
ではそのような大量失業者に陥らないためにどのようなことをすればいいのか?まずフリーで手に入る情報では差をつけられない、みんな一緒ということを認識するべきです。後は英語で情報をとってくる力、日本語での情報収集は限界になることを意識しましょう。他にも真の価値ある情報を手に入れるには身銭を切ることも大事になってきます。
そしてその真の情報量がそのまま情報格差イコール経済格差になります。ほとんどの人は情報にお金を支払うということには抵抗があると思います。インターネットで無料の情報が手に入る時代、どうしてお金を払ってまで情報を手にする必要があるのか理解できないのです。 お金を支払って手に入れた本当の情報だけが他人と差をつけることになるのは確実。
でもAIが今後益々発展して、社会に対して、個人に対して提供してくる解は最適化されたものになります。その最適化された解はどこから得ているのか?大量の情報がフィルタリングや深層学習として必要なわけですけど、そこには無料で手に入る大量の情報が存在しているはずです。便利ですけど、誰もが同じような解に辿り着くはず。
クリエイターズエコノミー
「クリエイターズエコノミー」って聞いたことあるでしょうか?今から10年後、20年後にはこのクリエイターズエコノミー的社会へと移行しているそうです。どういうことか?今の経済的社会階層ってどのようなものでしょうか?底辺にマスとなる製造業とか第1次産業に従事する人材がいる。 じゃ、どこで差をつけるのか?もう創造力しか残っていない。
その労働市場(ブルーカラー)の上に知識集約型労働市場(ホワイトカラー)が存在していて、その更に上、頂上のマイノリティー階層がクリエイターといった感じでしょうか。この構造が逆転するそうです。まぁ自動化が進むので製造業などの第1次産業では、管理する人はいるにせよ、多くの人が働いていることはなさそうです。
で、その上の知識集約型労働市場(ホワイトカラー)は?ここにAIが浸透してきます。そうなるとここでも多くの人材が必要とされなくなっているでしょう。ではその上のクリエイターはどうなっているのか?ここの階層に属する人が多くなっている、これがクリエイターズエコノミーです。マスに向かって何かを提供している人たちをイメージしてください。
ユーチューブにハマっている、ティックトックにハマっている、ネットフリックスにハマっている。これらのコンテンツを提供している人たち、多くのクリエイターです。ここへ入れる人材と提供されるコンテンツをひたすら消費、浪費していく人材へと未来は別れます。何となく掴めてきましたか?無能階級層の人たちとコンテンツクリエイターの人たち。
リスキリングして不安解消するも良し。しかし貴重な時間を何に投資するのかをきちんと考えて実行しないとクリエイター層に入ることにはならないのです。あなたは毎日、無料で提供されるコンテンツを消費することに多くの時間を費やしているでしょうか?それともコンテンツをクリエイトする側の人材として活動しているでしょうか?
そうなると何のために生きているのかを問うことも多くなるでしょう?私は安楽死も一般化すると思っています。もうこれ以上長生きする必要なし、と思う人が大量に出現するのです。さぁ、リスキリング、あなたはどんな人材へと生まれ変わろうとしているのでしょうか? 毎日働く必要がない世の中が後10年、20年後にやってきます。
これだったらできそうじゃないですか?一つの分野に特化して2、3年頑張り、そして経験を積んでいく。そして5、6年後、もう一つ何か新しい分野に挑戦していく。人生100年時代、10年なんてあっという間です。何もしないで過ごしてしまった10年なんて勿体無い。その後に待ち受けている50年以上の人生を豊かにすることができるとしたらどうでしょう?
英語プラス@の時代。インテリジェンスな情報を英語でキャッチ。日本語に翻訳されるまで待つのはやめましょう。できるあなたへ、 Knowledge is Power. このパワーの意味するところは何であろうか? それは思うに『異なる環境へ適用する能力』だと思います。
例を挙げるなら、簡単な海外への小旅行から不確定未来のさまざまな社会への対応能力など、それ相応の知識を持っているのといないのとでは、その人の人生の過程において得るであろう結果は、まったく違ったものになります。
当たり前のことですが成人してからの個人はすべて自己責任です。育ってきた環境への不満は、成人してからの人生ではすべて自分次第でどうにでもなります。今の自分の生活環境を嘆く前に自分は努力してきただろうか、問いただしてみるといい!
小旅行の場合。英語で言う Please, Execuse Me, Thank You はなるべくその行く国々の言葉で話したほうが無難である、と言われます。その他に簡単な挨拶から10ぐらいまでの数字の言い方。その国のお金の単位や、その渡航時期の気候など、常識と思われるある程度の情報はその旅行自体を楽しんだり、その個人を守る上で必須。
新しく違う環境での生活を始めるとなった場合はどうでしょう?例えば住み慣れた日本の環境から、経験のない海外での生活となると、情報収集の意味がその行く国々についての知識の習得と言うニュアンスに変わってきます。その国の言葉から文化や生活スタイルに至るまで、勉強するべき範囲は広がるのです。
そして最後にこれから益々社会の変化のスピードが早まる中、どのような社会になっても自分を有利に導くことができるかどうかは、その人の知性に関わってきます。基礎となる知識がなくては、知性というもう一つの意味に近づくことができません。
まず何かを知ることからはじめたらどうでしょうか?無知は無恥につながるが何も知らない自分を知ることのほうが、何かを学ぼうとするためのきっかけになると思います。そのほうが知らないでずっと行ってしまうよりはまし。
自分に何が必要かを知った個人にとって、勉強という言葉は無意味に。サバイバル、といったニュアンスのほうが近いのでしょうか。自分の未来を信じることができるのならば、明日への新しい自分に出会うために今日、努力すべき。やるべきことはたくさんあります!!大前研一氏も言っています、
「自分に投資する!!自分に投資して付加価値を高め、どんな状況になっても生きていけるだけのスキルを身につける。その時の必要条件は知的に怠惰でないということ。知りたいと思ったことは調べ、経験したいと思ったことは経験し、行ってみたいと思った所には行かなければならない。」、と。