【コロナウイルス危機】地下鉄に乗っていると偶に出会うシックパーソンが出たときの状況と似ている【再び日常は戻ってくる】
NY州における経済活動再開の条件は①入院者数が14日連続で減少するか15人以下になる②死者が14日連続で減少するか5人以下になる③10万人当たりの新規入院者数が2人以下になる④空き病床が全体の3割を超える⑤集中治療室の空き病床が全体の3割を超える⑥住民の3%が検査を受ける⑦10万人当たり30人の感染追跡者がいる、の七つとなっています。
日本では徐々に非常事態宣言が解除という方向に向かっているようでなんとも羨ましい限り。私の住んでいるニューヨークは今日、5月15日からニューヨーク州内全域で、ガーデニングやテニスなど一部の屋外活動を認めると先日、クオモ知事から発表があり、もの凄い良い天気の中、多くの人が街中(ハーレムでは)に溢れていました。
ニューヨーク州では感染リスク別に再開の可否が4段階に分けられており、 ②金融業や保険業、小売店 ③レストランや宿泊施設 ④エンターテインメントや教育機関、という具合で全業種がオープンとなるのは7月に入ってからではないかという悲観的な規模的観測が出回っており、自宅待機が結構辛いと感じる日々を送っております。
普段だと、自転車ロードレース「ジーロ・デ・イタリア」があり、サッカーチャンピオンズリーグは決勝ということで盛り上がり、NBAもそろそろプレーオフ決勝が始まるのではないか、という時期です。他にゴルフあり、メジャーリーグあり、F1あり、MotoGPあり、とスポーツ観戦が大好きな私は毎日、退屈しない日々を送っていました。
でも勉強するには良い時期です。誘惑がありませんから、毎日10時間ぐらい、今の私だと動画編集ソフト「VYOND」、「Final Cut Pro X」、「Premiere Pro」、「After Effects」などのチュートリアルを視聴しています。インターネットがなかったらこのコロナウイルス危機、結構キツイ体験になっていたのではないでしょうか。
偶に合う運行遅延
この我慢する体験、なんかに似ているなぁと思ったんですけど、地下鉄に乗っていると偶に合う運行遅延に似ています。信号機故障、ラッシュアワーによる遅延、シックパーソン処理、自殺者、犯罪、ヘイトクライム、盗難、喧嘩、殺人事件など原因は様々。駅と駅の間、地下鉄は全く動く気配なし、しばし沈黙が地下鉄内を覆います。
その内駅長さんから車内連絡、シックパーソンが前の駅で出たため、もうしばらくお待ちくださいとか、警察が操作中(何かは言わない)だからとか、信号機が壊れているからとか、これもいろいろ。あぁアンラッキーという具合で、各々寡黙を保ちます。音楽を聴くもの、読書するもの、寝ている人・・・ひたすら我慢の車内空気。
この我慢する体験、なんかに似ているなぁと思ったんですけど、地下鉄に乗っていると偶に合う運行遅延に似ています。信号機故障、ラッシュアワーによる遅延、シックパーソン処理、自殺者、犯罪、ヘイトクライム、盗難、喧嘩、殺人事件など原因は様々。駅と駅の間、地下鉄は全く動く気配なし、しばし沈黙が地下鉄内を覆います。
シックパーソンはどんな人
本当に病気持ちの人は不運にも地下鉄乗車中に何かの原因で緊急事態に陥り、ヘルプを求めるワケです。これは致し方ない。普段生活の中で基礎疾患があったり、生活習慣病を抱えていたり、そこへ至った過程は人それぞれ。地下鉄遅延を引き起こし迷惑だけど、いつ自分がそうなるかもしれないとなると、やっぱり人はとりあえず我慢、という状態になります。
この状態が今のコロナウイルス危機で自宅待機を強制させられている雰囲気に似ているなぁと感じたわけです。亡くなっていく方は基礎疾患があったり、生活習慣病を抱えていた人がほとんど。迷惑だけど、自分もいつそうなるのかわからない、ということで今は我慢、我慢。もう少しすれば地下鉄も社会も動き出す、とわかっているから。
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非常事態発生
でも稀にもう我慢の限界という人も出てきます。トイレに行きたくても行けないとなれば、トイレは車両と車両を繋ぐ連結場所で済ませる人もいます。怒り爆発といった感じで怒鳴り始める人もいます。これが厄介。独り言を大声で喋り出す白人男性。訳わからずとにかく怒鳴りまくる黒人男性。車内空気、ピリピリ・・・
怖いです、こうなったら。下手に絡むと喧嘩に発展、アメリカは銃社会ですから所持していないという保証はない。ナイフを持っているかもしれないし。言い争いも見たことあります。今はヘイトクライムが蔓延しているのでアジア人の日本人は気をつけたいところ。社会をオープンしろ、とデモンストレーションを始めたあたり、イライラマックスなんです。
それでも地下鉄は再び動き出す
まっこういうことです。いつかは地下鉄、再び動き出すわけです。酷い時には次の駅で降りろとか強制されることもありますけど、とりあえず前には動き出す。だから社会も一緒です。コロナウイルス危機ですけどいつかは収束する、で社会は日常を取り戻そうと動き出します。その時に新日常となっているのかわかりませんが・・・
NY州における経済活動再開の条件は ①入院者数が14日連続で減少するか15人以下になる ②死者が14日連続で減少するか5人以下になる ③10万人当たりの新規入院者数が2人以下になる ④空き病床が全体の3割を超える ⑤集中治療室の空き病床が全体の3割を超える ⑥住民の3%が検査を受ける ⑦10万人当たり30人の感染追跡者がいる、の七つとなっています。
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ニューヨーク州では感染リスク別に再開の可否が4段階に分けられており、②金融業や保険業、小売店③レストランや宿泊施設④エンターテインメントや教育機関、という具合で全業種がオープンとなるのは7月に入ってからではないかという悲観的な規模的観測が出回っており、自宅待機が結構辛いと感じる日々を送っております。
英語プラス@の時代。インテリジェンスな情報を英語でキャッチ。日本語に翻訳されるまで待つのはやめましょう。できるあなたへ、 Knowledge is Power. このパワーの意味するところは何であろうか? それは思うに『異なる環境へ適用する能力』だと思います。
例を挙げるなら、簡単な海外への小旅行から不確定未来のさまざまな社会への対応能力など、それ相応の知識を持っているのといないのとでは、その人の人生の過程において得るであろう結果は、まったく違ったものになります。
当たり前のことですが成人してからの個人はすべて自己責任です。育ってきた環境への不満は、成人してからの人生ではすべて自分次第でどうにでもなります。今の自分の生活環境を嘆く前に自分は努力してきただろうか、問いただしてみるといい!
小旅行の場合。英語で言う Please, Execuse Me, Thank You はなるべくその行く国々の言葉で話したほうが無難である、と言われます。その他に簡単な挨拶から10ぐらいまでの数字の言い方。その国のお金の単位や、その渡航時期の気候など、常識と思われるある程度の情報はその旅行自体を楽しんだり、その個人を守る上で必須。
新しく違う環境での生活を始めるとなった場合はどうでしょう?例えば住み慣れた日本の環境から、経験のない海外での生活となると、情報収集の意味がその行く国々についての知識の習得と言うニュアンスに変わってきます。その国の言葉から文化や生活スタイルに至るまで、勉強するべき範囲は広がるのです。
そして最後にこれから益々社会の変化のスピードが早まる中、どのような社会になっても自分を有利に導くことができるかどうかは、その人の知性に関わってきます。基礎となる知識がなくては、知性というもう一つの意味に近づくことができません。
まず何かを知ることからはじめたらどうでしょうか?無知は無恥につながるが何も知らない自分を知ることのほうが、何かを学ぼうとするためのきっかけになると思います。そのほうが知らないでずっと行ってしまうよりはまし。
自分に何が必要かを知った個人にとって、勉強という言葉は無意味に。サバイバル、といったニュアンスのほうが近いのでしょうか。自分の未来を信じることができるのならば、明日への新しい自分に出会うために今日、努力すべき。やるべきことはたくさんあります!!大前研一氏も言っています、
「自分に投資する!!自分に投資して付加価値を高め、どんな状況になっても生きていけるだけのスキルを身につける。その時の必要条件は知的に怠惰でないということ。知りたいと思ったことは調べ、経験したいと思ったことは経験し、行ってみたいと思った所には行かなければならない。」、と。